SUP体験(スタンドアップパドルボード)に妊婦の方が参加することは、
医学的にも安全管理の面からも強く推奨されません。
以下に、その主な危険性とリスクの理由を詳しく説明します。
SUPは一見穏やかに見えても、バランスを取るスポーツです。
風や波、他のボードの影響などにより、突然バランスを崩して落水する可能性があります。
落水時の衝撃や水面への打撲が、お腹に負担をかける
水中での転倒により、腹部圧迫や滑りによる打撲が発生する可能性
他の参加者やパドルとの接触事故も考えられる
特に妊娠中期〜後期では、体の重心が変化しており転倒しやすくなります。
SUPは全身運動であり、日差しや水温の影響も大きいです。
妊娠中の体は熱中症・脱水・血圧変動に敏感なため、以下のリスクがあります。
熱中症・脱水症状(妊婦は体温調節機能が低下しやすい)
血圧上昇または低下による体調不良
長時間の立位姿勢・運動によるめまい・ふらつき
これらが重なると、胎児への血流低下や早産リスクを引き起こす可能性もあります。
水上アクティビティでは、体調が急変してもすぐに陸に戻れないことがあります。
妊婦が急に具合が悪くなった場合、救助や搬送に時間がかかるというリスクもあります。
湖上や沖合では救急車を呼べない
救助ボートまでの移動時間が長い
体温低下やショック症状が起こっても対応が遅れる可能性
多くのSUP施設・スクール・保険では、妊婦の参加を禁止または免責対象にしています。
医師の診断書があっても、万が一の事故時に補償対象外になるケースがほとんどです。
| リスク | 内容 |
|---|---|
| 転倒・落水 | 胎児や母体への衝撃・打撲の危険 |
| 脱水・熱中症 | 血流低下・胎児ストレスの原因 |
| 救助遅延 | 緊急時の対応が難しい |
| 保険対象外 | 万一の補償が受けられない |
| 医学的推奨なし | 日本産婦人科学会でも避けるべき活動とされる |
妊婦の方には、以下のような**安全な「水辺リラックス体験」**をおすすめします。
パドル体験をせず、見学・同行のみ
浜辺での軽い足浸け体験
フォト体験・記念撮影のみの参加
産後の回復後にSUP再チャレンジ